ゆうりしんぶん 2024年11-12月号
2024年11月・12月合併号です。
11月は ママとゆうりくん 2人で出かけることが多かったりして、カメラをまわすことがほとんどなく、
2024年11月の うごく、ゆうりくんはありません。
これまでは、「なんとしても うごく、ゆうりくんを 毎月つくらないと」と思ってましたけど、
「11月はつくらなくてもいいよね」と考えたら、すごく気持ちがラク。
そんな感じで だらだら過ごしていたら、もう12月下旬になってました。
「ゆうりしんぶんは もうおしまい」というわけではないので、重い腰をあげて更新します。
うごく、ゆうりくん
2024年10月のゆうりくん
ママは大阪に出張中の週末。
ゆうりくんとおとうさんで 秋川渓谷に行きました。
おとうさんも初めて行く秋川渓谷。
10月だというのに暖かくて、半袖Tシャツで歩きます。
秋川の水に足をひたすと、すごく冷たい。
「おとうさん、今何時?はなまる行かなくていいかな?」
というゆうりくんの質問に、「あっ!忘れてた!」
そうでした、土曜日って はなまる学習塾があるのでした。
はなまるを ずる休みしちゃったけど、その分頑張って歩きました。
秋川渓谷
土曜日の朝、ママは出張で大阪です。
「ゆうりくん、どこか行く?」と聞くと「そうだね」という返事。
「一日中パソコンでゲームしたい」というかと思ってました。
そうですか!おでかけOKですか。
「自転車乗りに行こうよ」とゆうりくんを誘って、
武蔵五日市駅を目指します。
レンタサイクル屋さんについた時 子供用の自転車は出払ってました。
残っている一番小さいサイズの自転車にまたがってみても
足がつかないから危険。
それで、ゆうりくんはがっかりしてしまいました。
「乗りたかった自転車に乗れない」というより、
自分の身体の大きさを責められているような気持ちでしょうか。
がっかりしたまま帰りたくなかったので、
「自転車がないなら、歩くか」と誘ってみます。
「石舟橋まで歩いたらロバックスがもらえるっていうのはどう?」
と言ってみると、一気に元気がみなぎるゆうりくん。
単純だなぁ。
あ、ロバックスっていうのは、ゲーム内で使える通貨です。
楽しそう、美味しそう、な河川敷のバーベキュー場を眺めながら
橋をわたるあたりまでは、平らな道のり。
でも、そのあとは坂道だらけ!
自転車でのぼるなんて無理じゃん。歩きでよかった。
特に 廣徳寺までの道のりは、心臓破りの のぼりみち。
「あの坂をのぼります」と、おとうさんから聞いて一瞬ひるむも
ロバックスのためなら なんでもやる 生粋のゲーマー、ゆうりくん。
元気にのぼりきった先にあったのは、
とても見事な茅葺屋根のお寺、廣徳寺
でした。
川辺に降りて、岩にすわって、秋川に足をひたして、
おにぎりとおやつを食べます。
ああ、気持ちいいね。
おとうさんは、秋川の水が冷たすぎて、
そうそうに川水から足をあげてしまいましたが、
ゆうりくんは、若いのか、鈍感なのか、「つめたい!」といいつつ
ずっと水に足をひたしながら、おいしそうに、たのしそうに
おにぎりを食べます。
ママに写真を送って「ボクはどこにいるでしょうか?」クイズ。
「軽井沢!??」「奥多摩!??」「国立!???」
国立って、なんやねん? くにたち市なら、結構 都会やぞ?
「な、長野!??」
なんで、日帰りで長野行くねん?
長野と見間違えるほどの大自然の秋川渓谷。
ママが正解を出せないまま、石舟橋にゴール!
のぼりくだりがつづく道 7.5kmを歩ききりました。
がんばったね。
コアクト2 にいってきた
おとうさんが 今 Ⅹでフォローしているのは 三人だけ。山口周と成田悠輔と佐藤貴史。
ん? 男ばっかりであることに気づいちゃった。
南場智子さんは、ベイスターズ関連の投稿が多くて、Ⅹではあまり語らないみたい。
干場弓子さんをフォローしてみたけど、9月7日でツイートが止まってる。
おもしろいツイートをしてくれる女性を知っている方、教えてプリーズ。
とりあえず、ウイカ姫でもフォローしとくか。
さてさて、佐藤貴史さんの話です。え?「佐藤貴史ってだれ?」ですか?
サボさんの中の人です!! えぇ、Eテレ みいつけた!のサボテンのサボさんです。
「尊敬する人は誰ですか?」と訊かれたら、おとうさんは迷わず「サボさんです」と答えます。
スイちゃんやコッシーにやさしくて、おもしろい。ああいう大人になりたい。
あこがれのサボさんの内臓、佐藤貴史さんが渋谷のボードゲームカフェで劇をしてくれるらしい。
それをⅩで知ったおとうさんは、迷わず申し込みます。
東京に住んでいる者の特権! わははは、私は東京に住んでいるのだ、わーい! 行かない理由がない。
カフェを舞台に繰り広げられるイマーシブシアター(体験型演劇)
コアクトには、ステージと客席の境界はありません。
「共に(Co)」「演じる(Act)」と書いてコアクト。
すべての客席がステージであり、
客席にすわっているみなさんも演劇の一部です。
目の前で繰り広げられる、至近距離での新しい演劇体験を
お楽しみください。
行ってみると、観客のうち 一人だけ子供のゆうりくんが、
佐藤貴史に からまれる、からまれる。
からまれても、飄々としているゆうりくん。
うん、変な返しをするより、困って苦笑いしているほうがいいよ。
ちゃんと演劇の一部になってましたよ。
もっと大きいホールでたくさんのお客さんの前で演じたほうが
儲かるのに、観客とのからみ なんて予測ができなくて難しいのに、
たのしくやりきってしまう4人の役者さんたち。かっこいい。
ゆうりくんにスゴイ大人たちをみせることができて、
とても良かったです。イイもの観たなぁ。
冤罪事件発生
ゆうりくんが はなまる学習会で書いた作文を見つけて読もうとすると、
ゆうりくんがおとうさんの手からそれを取って、逃げていくんです。
「え?なに? ゆうりくんの作文 読ませてよ」と言っても、絶対にみせようとしません。
これだけは絶対に見せてはいけない、という態度です。
「絶対に怒らないから見せろ。見せないなら、おとうさんのパソコンでゲーム禁止。」
ゆうりくんは、「ゲーム禁止」と聞いて、観念します。
なんでこんなところで その伝家の宝刀を抜くのか、と泣きそうになりながら作文を手渡します。
めっちゃ短い作文。
内容は、「おとうさんは変な人だ。家ではズボンをはかずに過ごしている。」というようなもの。
え? おとうさん、いつもちゃんとズボンをはいてるじゃんか。 冤罪です!名誉棄損事案発生です!
どうして そんな火のないところに煙がたつのか。まったく身に覚えがない話なのか。
いや、まったく身に覚えがないわけではありません。
それは、こういうことです。
おとうさんは 買い物に行くとき、部屋着から外出着に着替えます。
ときどき おとうさんは ふざけて
上半身だけ着替えて、下半身はパンツの状態で
「じゃあ行ってくるね、留守番してて」とゆうりくんに言います。
「おとうさん、ズボン!ズボンはいてないよ」というツッコミを欲しがります。
ゆうりくんはやさしいから、ゲームの手をとめて、つっこんでくれます。
つっこんであげないと、おとうさんは「このまま本当に行っちゃうぞ」とばかりにボケ続けます。
ゆうりくん、頼むからそのフルバージョンで 作文を書いてくれないでしょうか。
確かにおとうさんは変人です。ズボンをはき忘れるという意味のわからないボケをときどきやります。
だけど、ボケでやってるのと、普段からズボンをはいていない のとでは、イメージがまったく違うんだよ。
ていうか、ほかに書くネタないのか?ゲームばっかりやってるから作文ネタに困るんだぞ!(怒)
もう、ズボンをはき忘れるボケはやめよう。不適切にもほどがある。
2024年10月14日の糸井さんのことば
エジソンさんが、電球を発明したっていうじゃない?
いまの時代の人からしたら、たかが電球ですよ。
周辺を明るく照らす「電灯」として、家のなかやら、
街のなかに取り付けられていった。
そうねー、もともと明かりというだけで考えたら、
ガス灯もあっただろうし、油を燃やすランプとか、
行燈なんかもあったろうし、なんなら篝火だとか、
ロウソクだって周囲を照らしていたわけですからね。
だいたい、電球を光らせるためには電気が必要だし、
どこで電気をつくってどうやって電気を運ぶんですか。
発電所も、電線もなかった時代でしょう。
あらためて考えると、そんなめんどくさい「電球」なんて
「無くてもいい」と言われそうな代物ですよね。
大がかりで設備が大変お金もかかるし、面倒なわりに、
ガス灯のちょっとした代用品、ぐらいにしかならないんですからね。
ところが、ねー、電球から始まった「電気時代」は
とんでもない発展をしちゃったんですよね。
いまの社会は、なんでも電気、電気で成り立ってます。
これ、元はといえば、電球の発明からだったんですよね。
ぼくはずいぶん昔に生まれた人間だから、
電気といえば電灯しかない時代を知っているんですよ。
あ、ごめんごめん電灯とラジオだったな。
他には自慢じゃないけど、電気関係のものはなにもなし。
でも、電線は電信柱から家までつながっていたわけです。
ほぼ電灯だけのために、よくもまぁ、あれほど複雑な
電線網の工事をして電気の設備を整えたものです。
そんなに、電灯というのがありがたいものだったのか。
昔の人にとっても、それほど必要なものだったのですかね。
と、素朴に考えたのですが、「必要です!」と気がついた。
電灯がなかったら、夜、起きている意味がないんです。
暗くて仕事にもならないし、学びも遊びもできないんです。
ランプやロウソクじゃ、夜を明るくするには足りなかった。
電灯からはじまった人間の歴史は、
明るい昼を二倍にも三倍にもしたということなんですよね。
基本的に、日の出から日没までしかなかった人間の生活は、
「いくらでも増やせる」ことになったんです。
いやぁ、すべては、電球からはじまったんだよなー。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
エジソンは、電球の発明によって、過剰な忙しさも生んだ。
おとうさんのお兄さんは、理系の人でした。
おとうさんのお母さんは、自称 理系の人で、そろばんが得意でした。
お母さんが「そろばんを習え」というので、
おとうさんは、
そろばん教室に通いました。
そろばん教室は大嫌いだったけど、我慢して通いました。
おとうさんのお兄さんは、すぐにそろばん教室をやめました。
「そろばんにはできないことが多すぎる」というのがその理由でした。
そろばんは10進数限定で、小数ぐらいまでしか計算対象にできず、
π も √ も 計算対象にすることができない不充分な計算機だと。
おとうさんが 「そろばんやめたい」と思う理由と、
おとうさんのお兄さんが「そろばんはやらない」と考える理由は違いました。
おとうさんがゆうりくんぐらいの年齢のとき、
おとうさんのお兄さんは「関数電卓」に興味を持っていました。
お兄さんが関数電卓を欲しがる理由が、わからないようで、ちょっとわかる。
お兄さんの影響で、おとうさんの視野は少し広がりました。
お兄さんはお年玉をためて関数電卓を買い、そのあとパソコンを買いました。
おとうさんは、お兄さんのパソコンでゲームをさせてもらうのが好きでした。
おとうさんにとって、パソコンとはゲーム機でした。
お兄さんのおかげで、おとうさんはかなり早い時期から
パソコン・ITに触れさせてもらえました。
でね、おとうさんが思うに、パソコンというのはもともと消しゴムだった。
パソコンというか、ワープロ(ワードプロセッサー)が。
論文などの長い文章を書くとき、
ボールペンで手書きして、書き間違えると消せなかった。
「やっぱり話の順番を変えたい」と思っても、
「ちょっと表現を変えようか」と思ってもできなかった。
ワープロには、それができた。ものすごく画期的だった。
おとうさんの認識の中では、ワープロとパソコンは地続きで、
もともとは、超優秀な消しゴムでした。
お兄さんのパソコンに触れさせてもらってから40年。
コンピュータは世の中を大きく変えました。
電灯が明るい昼を拡張したのに対し、
コンピュータは、脳を、記憶を、センスを、手足を、時空を、
本当にあらゆるものを拡張しました。
ろうそくの代わりの電球、消しゴム代わりに見えたコンピュータ、
なんでもないようなモノを、とんでもないモノにしてしまう人間の底力。
生きるということは、そんな人間の底力劇場を観ること。
コアクトと同じように、人間の底力劇場もステージと客席の境界はない。
ゆうりくんも、ぜひそれを愉しんでほしい。
MUSIC
2024年10月のうごく、ゆうりくん
の楽曲紹介
きのこ帝国さんの ♬ "ロンググッドバイ" です。
この「ロンググッドバイ」には、PVも ライブ映像もないみたい。残念。
おとうさん、2024年は きのこ帝国にハマってしまいました。
かわりに、こんなに きのこ帝国を聴くきっかけになった 「東京」のPVを。
この曲「東京」は、たぶん今後、うごく、ゆうりくんでも、
それ以外の動画でも使わないだろうと思うので。
この曲に どんな映像をのっけたらいいのか、ちょっとムリだなと思う。
東京に大震災が来た時には、使うかもしれない。
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『うごく、ゆうりくん』 プレイリスト
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