ゆうりしんぶん 2024年1月号


あけましておめでとうございます。

新年号なのですが、今月もうっすい内容でお送りします。
ゆうりくんに「2024年は 何をがんばるの?」と聞いても こたえがかえってこないのです。
おそらく、スイミングスクールは2024年のどこかでやめるんですが、
「そのあと何か別のことに挑戦するの?」と聞いても こたえはありません。
だから、ゆうりしんぶん新年号にふさわしい展望ネタはありません💦 。すみません。
でもまぁ それでいいんです。たぶんノープランなのではなく、考え中なんですよね。
これからの1年の予定をスラスラ言える必要はないよな、とおとうさんも思います。

とうていできないような難しい予定とか、きっとできるような簡単な予定とかじゃなく、
「隙あらばやってみたい」を考えて、少しでも本当にやれたら、いいですよね。
「なりゆきでこうなっちゃった」でもいいよ。


うごく、ゆうりくん

2023年12月のゆうりくん 

横浜をママとデートするゆうりくん、です。

実は… 2023年12月のゆうりくん、といいつつ、
2023年11月のゆうりくんも入ってます。
純奈さんから、氷川丸のチケットをいただきまして、
11月にも横浜に遊びに行ってました。

いつもいく横浜は、みなとみらいだったんですが、
12月は山手・元町方面へ。
ゆうりくんは、より一層 横浜が好きになったみたいです。

おとうさんの横を歩いている時より、
ママと歩いている時のほうが、笑顔が多いんですよね。
2024年は、やさしいおとうさんにならなきゃなぁ~。


ゆうりくんが2023年にがんばったこと

1)My Singing Monsters というゲームにはまった
2)Minecraft の Hive や CubeCraft というサーバでいっぱい遊んだ うまくなった
2023年の成果を聞いているのに、最初に出てきた話題がPCゲームのはなし。ゲーマーまっしぐら。

3)プログラミング教室がたのしかった タイピングが速くなった
課題をこなしたあとにオリジナルゲームをつくっています。
完成度はともかく、というか、完成度がいまいちな部分が愛されて、他の小学生に大ウケ。
友達がゲラゲラわらって盛り上がっている動画が教室から送られてきます。
教室の先生からいただく評価は、たいてい最高評価です。すごいね。

4)去年まであんまり好きじゃなかった 国語 と 社会 が好きになった
去年までは先生にさされると、ほかのお友達のこたえをパクって、ちょっとだけ変えて発表してた。
今年は自分で答えを考えて、発表するようになった。
というのが、その理由だそうですが、前がひどくて、やっと普通になったということ。
でも、すごく大切な進歩です。


祝 カプヌ・マスター

2023年12月、ゆうりくんは ひとりでカップヌードルをつくれるようになりました。
 1)電気ポットに水を入れて沸かす
 2)カップヌードルのビニールをはずし、フタをちょっと開けてお湯を注ぐ
 3)3分きっかり待つ
 4)カップヌードルをキッチンからテーブルにもっていく
 5)食べる!
これができるようになっただけで、「おれ、すげえ」と自信がわいたようです。

「ママが夕方に帰ってくるから、それまでひとりで待っててね」というと
『大丈夫、ぼく、カップヌードルつくれるから』と自信満々。

いや、ちゃんとお昼ごはん用意してありますから、そっち食べてくださいね。
「ひとりで待っててね」というのは「ゲームで遊ばずに 宿題やっとけよ」という意味な。


おとうさんの初夢

おとうさんの初夢は、お菓子製造機の夢でした。
春華堂のうなぎパイをアレンジできるような機械らしいですが、材料が手に入りにくいのです。
「材料が揃わないから、つくらなくていいや」と思っていました。
場面は変わって、柳沢慎吾さんが、片想いの女性にプレゼントを届けています。
お菓子製造機でつくったお菓子かもしれないし、何か別のプレゼントかもしれません。
女性の家まで届けるんだけど、留守のようです。
片想い中だから、緊張していて、手渡しより、留守で良かったのかもしれません。
家の前にプレゼントを置いて、柳沢慎吾さんは帰っていきます。
そのあと、おとうさんはお菓子製造機の材料が揃っていることに気付きました。
それで、おとうさんはお菓子製造機でお菓子をつくる決心をしました。
たぶん、自分で食べるためではなくて、誰かに食べてもらうために。
それが誰なのかは、夢の中ではわからなかったですけど。

なんだか いろいろうまくいかない、重々しい雰囲気の夢でしたが、いい初夢でした。
「さて、めんどうですけど、いっちょやりますか」という夢です。
みんなが だれかのために がんばっている世界に生きているので。
材料探しに奔走するのでもなく、気が付いたら材料が揃っていた、というのも良いです。

ちなみに、ママの初夢は…
「2種類のプロジェクターがあって、どっちを買おうかな」という夢だそうです。
なーんそれ。


おとうさんのひとり時間

『ゆうりしんぶん』なので、おとうさんのことなんて、どうでもいいのですが。

1月2日から、ゆうりくんはママとおばあちゃんの家に遊びに行きます。
従姉妹のあかねちゃん、みさきちゃんも遊びに来て、冬休み最終日の1月8日までたのしみます。
おとうさんは、1月3日にはひとり帰ってきます。仕事がはじまりますんでね。
1月4日・5日は仕事ですけど、6日~8日の連休は ひとりきりで すごします。

ん? おっ? 3日間もひとり時間がある というのは、すごいチャンスなのではないか!?
あなただったらどうします? 誰にも縛られていない、ひとりきりの3日間。

何もプランをたてなかったらね、Fortnite → Minecraft → Fortnite → Minecraft のアホゲームループです。
会社の先輩に聞いたら「布団を干して、シーツを洗えばいいじゃない」とのこと。えらいなぁ。

パスポートがね、有効期限切れちゃってるんですよ。
ま、パスポートがあったところで、3日だけでどこ行くんだ?という感じですけどね。

最初に思いついたのは、伊豆諸島。神津島、式根島、新島、大島あたり。
1月5日の夜に竹芝を出航して、伊豆諸島をめぐり、1月8日に調布飛行場に帰ってくる。
ずっとやってみたかった旅行です。
でもなー、1月はオフシーズンだし、伊豆諸島には やっぱり ゆうりくんと行きたいんですよ。
今だと体力と根性が足りないから、中学生になったゆうりくんと。山登って、海飛び込んで、温泉つかって。

美味しいものを食べに行っちゃうと、より一層体重オーバーになってしまうしなぁ。
体重を増やすんじゃなくて減らすんなら、山でも登ろうかな 。筑波山、鋸山、大山。
んー、んー… どれもオンシーズンにゆうりくんと行きたい。これは今年の春とか秋に行きたい。

せっかくひとりきりなんだから、「誰に興味を持ってもらえなくても、俺が行きたいから行く」という場所に
行きたいです。でも… 無い。少なくとも国内ではすぐに思いつかない。
ゆうりくんの父親として、ゆうりくんを連れて行ってあげたい場所 ではなく、
ひとりの人間として、焦がれて、渇望して、行かないわけにはいかない、というような場所。
それが思いつかないというのは、重大な危機です。ショックです。
「誰かと行くから、旅行って たのしいんじゃない」という意見もあるでしょうけど、
『自分ひとりでたのしめる』というのが、そのもっと手前のスタート地点としてあるべきだと思うのです。
「まだいっぱい行きたいところがあるから、生きる」というのが、崩れかかってる。
旅行業界に身を置く者として、勉強不足だし、もっとやるべきことがあるんじゃないか、と感じます。

で、三日間 何をするのよ? ズバリ、『三日間で東京山手線一周 徒歩の旅』です。
30年すごして、東京をわかったつもりになっている自分への宿題です。
もうね、Google Map上ではコースができあがってます。上野と品川(天王洲)にホテルも取りました。
うわーい!たのしみー。


2023年12月17日の糸井さんのことば

「やるべきこと」というのは、なにかができるようになるほど、増えていくものだ。ここをこうすれば、もっとよくなる、ということを知ると、そこをそうしたくなるわけだ、もっとよくなるからね。

そして、さらには、しなくてもいいこともわかってくるし、しなくてもいいことをしなくなった分だけ、また別の「やるべきこと」が見えてきたりもするから、やったことのない領域にも手を出すようになる。

なんてことを繰り返していくと、理屈としては、長い年月を生きて経験が多くなっていくと、どんどん「やるべきこと」が増えていって、若い人よりも老人のほうが忙しくなるということになる。
えー?そりゃぁほんとか?なんだか、ほんとなんじゃないかと思っている。

たくさん本を読んでいくと、読んだ本の分だけ、感じたことや知ったことが多くなるから、他の本にも興味が広がっていくだろう。
そうすると、知っておきたい読んでみたいと思う本が、どんどん増えていくし、それを買っていくことにもなる。
で、本がどんどん増えていくばかりになる。
たくさんに増えていく本を読むには、それを読むための時間とエネルギーが必要になる。ここでも、つまり若いときより老いてからのほうが、時間が足りなくなっていくし、エネルギーがほしくなる。

しかし、肉体的な体力は、どこからか衰えていくから、「やるべきこと」や「やりたいこと」は増えているのに、「やれないこと」もどんどん増えていってしまう。だから「やり残したこと」も目に見えて溜まっていく。

だめじゃん、そういうことじゃ。わかっちゃいるけど、なかなか止められない。止めないほうが、収穫が多いような気がしているからだ。
おそらく、忙しそうに見える人は、みんなこうなっている。
しかし、これはだめなことなのである。
「やるべきこと」というものをじゃまするような「どうでもいいこと」を時間のなかに組み込んでいくのだ。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
つまり、ジャムを煮るとか、パンを焼くとかそういうことを。

2023年12月27日の糸井さんのことば

「なにをすればうまくいくのか?」、これがわかってさえいれば、たいていの人は努力もできる。「うまくいくためになにをすればいいか」わかってさえいれば、人はあんまりさぼったりしなくなる。
一流の選手たちが、練習熱心なのは、その練習が、どういう効果をもたらすかを想像して、その成果をみながらやっているからだ。じぶんの成長のプロセスがおもしろくなっているのだ。

しかし、「なにをすればうまくいくのか?」を、わかっている人は、そんなに多くないかもしれない。
「ひたすら走る」であるとか、ただただ「苦痛に耐える」、「毎日スイングを千本ずつ繰り返す」というような、「ことわざ」みたいに覚えている方法をやっていても、おそらく妙な我慢強さが育ってくれるばかりだろう。
コーチがいないと、無駄な回り道をすることもありそうだ。
先に知っている人の方法や、知識、知恵、想像力、そういったものを教えてもらうだけで、「なにをすればうまくいくのか?」がわかりやすくなる。

これは、スポーツの話のように読まれるかもしれないが、たいていの領域で共通していることだと思う。
ゆで卵をつくるのに「何個も何個もひたすらゆでてみろ」なんて言われても、なかなかうまくなれるもんじゃない。「時間を測ってみたらどうだ」とかのヒントをもらったら、そこからは失敗の仕方も上達への道になってくる。「熱湯から6分半で半熟ができる」とまで教ってもいい。

ぼくのいた広告の仕事のほうでは、「100本コピーを書け」というような教え方が、これも「ことわざ」のように広まっていた。100本も書こうとすると、数を揃えるための要領を覚える。よくある言い回しを機械的に当てはめていったりもする。
これでは「うまくなったようなふり」はできてもまったく「うまくなってはいない」のである。「なにをすればうまくいくのか?」をわかるために、考える、人に聞く、仮説を立てて試してみる、本を読む、うまい人のまねをする、などいろいろな方法がある。
たいていの一流の人たちは、それをいつも探している。たぶん、それを向上心と呼ぶのだろうと思う。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。「一芸に秀でる」人は、うまくいく方法を探すのがうまい。


MUSIC

2023年12月のうごく、ゆうりくん の楽曲紹介

Sleepy Gonzalesさんの ♬ "Skylight" です。

おめでたいお正月にリリースする うごく、ゆうりくん なのに
ちょっと悲しげな曲で すみません。 
でも、大好きなんですよ、Sleepy Gonzales。

最近は4~5秒の短いカットをつなげた うごく、ゆうりくんが多かったですが
ゆっくりした横浜の休日をもう少し長まわしでつなげたかったのと、
横浜で花火を観たから、♬ Skylight です。

ゆうりくん、2023年、きみのおやじは Sleepy Gonzalesをよく聞いていたよ。 

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『うごく、ゆうりくん』 プレイリスト


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