ゆうりしんぶん 2023年11月号

うごく、ゆうりくん

あっ…　先月の2023年9月のゆうりくんが、ゆうりズミックスの記念すべき100本目の動画でした。
2023年10月のゆうりくん で101本目になっちゃった。もう、いつやめてもいいかな。

snow peak 手ぶらデイキャンプ

そうです、「なんちゃってキャンプ」の正式名称は
『snow peak 手ぶらデイキャンプ』です。
昭島モリパーク・アウトドアビレッジっていう、
アウトドア系のショップがあつまった場所がありまして、
そのショップのひとつ、snow peak が開催している イベントです。https://outdoorvillage.tokyo/info/4646/

8月に INN THE PARK 福岡、9月に ノースサファリサッポロ、
10月に snow peak 手ぶらデイキャンプ。
3か月連続でなんちゃってキャンプ、
というか、なんちゃってバーベキューです。

ゆうりくんが、というより、おとうさんが、
キャンプ的なものに ちょっと惹かれてるんですね。
「スキあらばやってみたい」的な。

で、この、snow peak 手ぶらデイキャンプ、すごく良かったです。たのしかった。
1週間前に「予約できますか？」って おそるおそる電話したんですが、「空いてます」とのこと。
1日2組限定なんですが、こんなにキャンプ日和な秋の週末なんですが、予約が入らないんですね。
「あの、ショップの裏庭でテント張るんですけど、それでもよろしいですか？」とショップからの確認。
自分達で企画しておきながら、「当日がっかりしないでほしい」と心配しているようです。
「ええ、ええ。何しろド素人ですので、場所はどこでも。」とお願いしました。

12時にショップに行って 10分ほどの手続きをしたあと、イケメンのアドバイザリースタッフ 松井さんが
テント一式をショップの裏庭にもってきてくださいます。
「テントなんか一度もたてたことがないです！」という私たちに、たてかたを教えてくれます。
思ってたより難しく、身構えたわりには簡単。
もうね、テントのたてかたをまったく知らないので、難しいのか、簡単なのか、さえ判定不能です。
だけど、「わかった気がする」というのは すごい快感で、次はもう1回 自分で建ててみたくなります。

うれしかったのは、ゆうりくんが包丁を握って、BBQのニンジンやら ナスやらを切ってくれたこと。
包丁の先を下へ向けて、前に押し込み、そのあと手前に引く。
このコツがつかめたみたいで、そんなに一度に焼けないんだけどなー、というぐらい切ってくれます。
自分が切ったニンジンはおいしいらしく、パクパク食べます。
あー、バーベキューっていいなぁ。

焚火をたのしんだ後、テントをかたづけて終了です。
12時から18時の6時間。

6時間もあるとヒマな時間ができちゃうかな、と心配してましたが、
テントが完成するのに1時間ぐらいかかるし、
BBQは2時間ゆっくり食べられるし、
焚火の火起こしもそこそこ時間がかかって、ヒマにはならないです。
とにかく目の前のことに集中できて、すごく気持ちよくて、たのしい。
こんなにたのしいのに予約が入っていない っていうのは もったいない。
飲み物代とか入れると 親子3人参加で3万円近くしますが、
20万円のテント貸してくれて、食事付なのでおすすめです！
誕生日とか、合格とかのお祝いにいいかもです。

今後、おとうさんは「キャンプ」を新たな趣味にするのか？
んー、やりたいです。でも、テントやギアがめっちゃ重いのよ。クルマ運転しないしね。
電車／徒歩キャンプ動画でも観て、研究するかー。
って、言いつつ、やらないかな。おとうさんも、ゆうりくんも、そんなヒマがあったらゲームしたいので。
でも、ゆうりくんとは、日帰りでいいから山歩きしたい。

女子バスケ 日中戦

アジア大会 女子バスケットの決勝戦、日本対中国の試合をゆうりくんが観ていました。
「男子あるある」で、「日本が勝つ」と信じて疑わないんだけど、
観始めたときには10点差以上で負けている戦況でした。
でもまぁ、ゆうりくんが応援し始めると、あれよあれよという間に、日本チームが勢いづくんですよね。
サッカーの試合も、ラグビーの試合も、そして今回のバスケットも。
実際には選手の頑張りによるもので、ゆうりくんとはまったく関係ないんだけど、とにかく、
ゆうりくんは 日本チームが勝つことを信じて応援します。

女子バスケット 日本対中国 は、日本が 土壇場で追いついて、延長戦に持ち込んで、
だけれども1ゴール差で負けてしまいました。
勝つと心の底から信じてましたからね、ゆうりくんは絶句してしまいました。
お父さんは、パソコンで仕事の御礼のメールを打ちながら、ゆうりくんの第一声を待ちました。

「ま、ドンマイ。」
お父さんはうれしかったよ。いい言葉を選びました。
1分ぐらい、いろんな言葉が ゆうりくんの頭に浮かんだんだろうと思います。
その中から、いいのを選びました。

中国が点を入れると、ゆうりくんは焦った態度を取ったけど、おかしな呪いの言葉をひとつも言わず、
「それは困るなぁ」という表情や言葉だけを外にだしました。
中国チームが何か失敗をしたとき、「ヨシ！」と思わず声が出ちゃったけど、
変な言葉で追い討ちをかけませんでした。
ボールを奪った日本チームをとにかく見守って応援します。

ゆうりくんの態度に、「優」と「理」がちゃんと見えたよ。とてもうれしかったです。

させていただく

会社のメール、発言、店頭の貼り紙、いろんなところで「させていただく」に出会います。
「報告させていただきます」「これをもちまして閉会とさせていただきます」
「のような行為は禁止させていただきます」とかとか。

「報告します」「これで閉会します」「のような行為は禁止します」
『します』でいいのに、『させていただきます』をわざわざ使います。
たぶん、「より丁寧な表現」というつもりなのでしょうね。だけど 嫌いです。

「させていただく」という表現が不適切である理由として、
『 "させていただく"は、目の前の相手から許可を得たときに使うべき言葉である』という指摘や
『 "させていただく"は、二重敬語である』といった指摘が多いです。

いやいや、違うんですよ。ひっかかるべきはそこではないんです。
「私の意図ではないです」「私の責任範囲ではないです」というニュアンスをこめているからダメなんです。
「のような行為は禁止します」という紙を貼りだすと「なんでダメなんですか？」という反論があるかもしれない。
 そういう反論に応えるのが面倒だから、「のような行為は禁止させていただきます」と書くのではないか。
「いや、私はね、禁止する必要はないかもな、と思うんですけど、ほら、そういうの嫌がる人も多いじゃないですか。
　そういう人たちの意見などを汲み取りまして、"禁止させていただきます" 。」
私の見解ではなく、一部の人の見解にそって そうすることにしました、の「させていただきます」です。
じゃあ、実際に「禁止すべきだ」と誰かに言われたのか？というと、誰からも言われてない。
架空の誰かの意見、なんとなく感じる同調圧力。その正体は 自分の見解なのに、自分の意見としてはっきり言わない。

「では… 私から ご報告させていただきます。」
この言葉には、「なんで私が報告しなきゃいけないの」という気持ちが込められています。
本当はもっと責任ある誰かが報告すべきなのに、報告しないから、私はその責任を持つべき立場にはないんですけど、
報告しますね、の「ご報告させていただきます。」
納得していないのなら、納得していないと言いなよ。
「ここは私が報告するしかない、これは私の仕事だ」であるのなら、腹をくくって「私からご報告します」と言え。
誰に責任があると自分は思っているのか、そこをうやむやにしてちゃ ダメじゃないか。
実際それ、君の仕事なんじゃないの？

一日に何度も見たり聞いたりする「させていただきます」。
あーやだ。自分の意見として、怖れず、はっきり言えよ。

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