ゆうりしんぶん 2022年 4月号


イッパイアッテナ

ゆうりしんぶんの2022年4月号は、春休み特大号です。

ゆうりくんの春休みの様子を毎日アップしていくつもりだったんですが
まったく追いつかずー。

年度末だし、春休みだし、書くことは いっぱいあります。
会社には週1でしか出社していないんだから、時間もいっぱいあります。
ネタも時間も いっぱいあるんですけどねー、なぜか筆が進まない。 
いったんアップしますが、4月上旬の春休みの終わりごろまで、
少しずつ書き足していきます。

めざせ!ゆうりしんぶん史上最大のネタ量。


2022年3月22日(火)のゆうりくん

学校の給食も残り2回。
今日の給食は、自分でメニューを選べるリザーブ給食でした。
ソフトフランスパンと、フレンチサラダと、白菜とかぶのスープ は みんな共通のメニューなのですが、
メインディッシュは 「ミートグラタン」か「クリームグラタン」のどちらかが選べます。
 おとうさん: どっち選んだの?
 ゆうりくん: ミートグラタン。
 おとうさん: そりゃそうだな、ホワイトソース嫌いだもんね。
 ゆうりくん: うん、牛乳の味がするのはキツイ。
 おとうさん: おとうさんは、クリームグラタンのほうが好き。うまいぞ。
 ゆうりくん: うぇー、やだ。

そして、デザートは 「りんごゼリー」「ぶどうゼリー」「白桃ゼリー」から選べます。
 おとうさん: ゆうりくんがどれ選んだか あてるよ。ぶどうゼリーでしょ?
 ゆうりくん: うん、そう。
 おとうさん: おとうさんだったら… 白桃ゼリーがいいな。白桃、マジうまい。
 ゆうりくん: ボクは ぶどうゼリーか、りんごゼリー。白桃ゼリーは絶対に選ばない。
 おとうさん: でも 白桃ゼリーを選ぶ子もいるでしょ?
 ゆうりくん: うん、けっこういる。ふしぎ。
 おとうさん: ふしぎじゃない、すげえ うまい。
 ゆうりくん: そうかなぁ。
 おとうさん: だけどさ、ゆうりの好きな食べ物は「りんご」だよね。なんで りんごゼリー選ばないの?
 ゆうりくん: だって、りんごはよく食べるじゃん。こういう時は ぶどうなんだよ。
 おとうさん: って、おまえ、言うほど りんご 食べてないけどな。でも言ってる意味わかるよ。
 ゆうりくん: でね、今日 りんごゼリーが2つ余ったの。
 おとうさん: 休んでいるお友達がいた?
 ゆうりくん: そう。
 おとうさん: リザーブ給食の日に休むのは、かわいそうだな。
 ゆうりくん: うん。で、じゃんけんに勝ったんだよ。
 おとうさん: 給食争奪じゃんけん?また勝ったの?
 ゆうりくん: 勝った。だから、ぶどうゼリーとりんごゼリー両方食べた。
 おとうさん: おまえ、授業中は 手を挙げないで、気配消してるだろ?
 ゆうりくん: うん。発表はできるだけしない。
 おとうさん: 給食のときだけは 前に出てがんばるんだな。
 ゆうりくん: おいしいもののときはね、がんばっちゃう。


ゆうりくんの 右足親指と左足の裏に イボができてしまいました。
「クツズレかな?」と思ってましたが、簡単には治らなそうなので、皮膚科に行ったら「イボです」とのこと。
知らなかったんですが、イボというのはウィルスだそうで、ウィルスを退治する治療をします。
液体窒素を綿棒的なものにふくませて患部にあてる「冷凍凝固療法」をすることになったのですが、これがメチャ痛い(らしい)。
先生によれば、大人でも涙がちょちょぎれる痛さらしい。
週に1回通院し続けて、この日が3回目。
あまりの痛さにこらえられるのは片足だけだったので、1回目は右足親指だけ、2回目は左足の裏だけの治療でした。
思わず 看護師さんの手を蹴って逃げてしまうほどの痛みと恐怖。
3回目の今回は、病院に入る前に、「今回は両足がんばろう」と話し合いました。
とはいえ、過去の2回は 治療をほぼ拒絶していたので、今回も難航するだろうと思ってました。
ところがなんと、 思わずこぼれ落ちてしまう涙を両手で隠して、息を殺して、足をひっこめたいのを我慢して 堪えきりました! 
看護師さんも過去2回とのあまりの違いに驚きを隠せない様子。すごくほめてくれました。
ほんとうによくがんばりました。


2022年3月24日(木)のゆうりくん

修了式。2年生を修了しました。

小学1年生から 2年生の2学期まで 通信簿で 唯一 「もう少し」だったのは、生活態度の「話を聞く」こと。
それが、2年生の3学期は 「よい」になってました。
学校での生活態度の評価が全部「よい」になって、先生の目から見ても安定したようです。
算数の「数量や図形について理解し、正しく計算したり、簡単な表やグラフに表したりできる」は
2学期から最高評価の「よくできる」をもらってましたが、3学期にはそれに加えて
生活科の「身近な環境に自ら働きかけ、すすんで学んだり生活を豊かにしようとしている」と
図画工作の「材料の色や形、題材から、発想をふくらませている」でも「よくできる」をもらいました。

ほんと、2年生の2学期ぐらいから 「ゆうりくんは すごく伸びたなー」と感じてました。
算数はもともと好きで得意でしたが、苦手意識があった漢字のテストで100点が 取れはじめたことで自信がつきました。
結果が目に見えるテストは、特に男の子にとっては 重要な成長のキーポイントな気がします。
口が達者な女の子や、前に出てきて目立つ男の子が近くにいると、圧倒されやすいですが、
「テストの点数では全然負けてない」というのは、「ふつうの男子」にとって大切な自信の源なんだと思います。
決まった答えがある 計算テストや漢字テストで しっかりと自信をつけたあとに、
自分の発想のアウトプットで勝負する 生活科や図画工作でも高評価をもらえたことは、大変うれしいです。


2022年3月25日(金)のゆうりくん

調布駅近くにある自転車屋さん "COGGEY" は
子供用の自転車も貸してくれるので、とてもありがたいです。
(シェアサイクルは大人用しかないので 使えん!)
調布駅 ⇒ 味の素スタジアム ⇒ 武蔵野の森公園 ⇒ 調布飛行場
⇒ Propeller Cafe ⇒ 国立天文台 ⇒ 調布駅 の
11kmのコースを ちからいっぱい走りました。
ポールとポールの狭い間を通り抜けたり、
国立天文台への長い坂道をのぼりきったり、
バランスと こぐ力が ついて、とても安定しました。

このあとスイミングスクールにも行って、
グリーン4級から グリーン3級に 昇級しました。おめでとう。

♬ "Superstar"  by  Boyish


2022年3月26日(土)~28日(月)のゆうりくん

ゆうりくんが「横浜が一番好き」なんて言っちゃったものだから
横浜が 住みたい街 1位になってしまいました。
(ぜったい ゆうりくんのほうが先)
横浜に2泊して、27日は 八景島シーパラダイスで遊びました。
ゆうりくんにとって水族館は「かけぬけるもの」だったのですが
やっと水槽をゆっくり見てまわれるようになりました。成長。
帰りに 三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドの
UNIQLO PARK によって遊びました。
こういうのを UNIQLOがつくるの、なんかくやしい。
うちの会社って、レジャーの会社なんだよなー。

 ♬ "Distance And Drugs"  by  BROODS


2022年3月29日(火)のゆうりくん

曇天で おでかけできず。
おうちで ゲームしたり、YouTube を観たり。
大好きな YouTuber の いぬたぬきさんが 「肉じゃが」をつくっていたものだから
ゆうりくんも つくってみたくなりました。
・ジャガイモを 8等分するところや にんじんの皮ろピーラーでむくところ
・にんじんを「風切り」(いぬたぬきさんの架空の切り方で 一口大に切るだけ)するところ
・肉じゃがを だしの素、料理酒、みりん、しょうゆで味つけするところ
・ごはんを炊飯器で炊くところ
・お皿に盛りつけるところ
と 結構がんばって いろいろ手伝ってくれました。すごく おいしくできました。


2022年3月31日(木)のゆうりくん

はるやすみ お料理チャレンジ 第2弾。ハンバーガーに挑戦です。
ファミマに行って、「ファミチキバンズ(タルタルソース)」を買ってきます。
ゆうりくんは「バンズとパテのみ」で、レタス、チーズ、トマト すべての具材を「邪道」として認めません。
というわけで、今回のお料理チャレンジは ずばり「パテづくり」。
一緒にスーパーに行って、ひき肉を選んで買ってきて、ボウルの中でコネコネします。
つなぎや たまねぎなどは入れず、ひき肉のみ。
それを丸く延ばして、ゆうりくんは塩だけ、ママとおとうさんのパテには塩、コショウ、スパイスハーブで味付け。
すこし寝かせてから、フライパンで焼いていきます。焼き加減もゆうりくんが見張ります。
ファミチキバンズ(タルタルソース)は タルタルがかなり クセつよ なので、
ゆうりくんのバンズからすっかり取り払い、おとうさんのに移殖したうえで トースターであたためます。
バンズに サラミの薄切り、ベーコンの炙り焼き、渾身のパテをはさんで できあがり。
(ママとおとうさんのは、サラミは抜いて、レタスとチーズをプラス)
まぁまぁしっかりとしたハンバーガーがつくれました。


2022年4月1日(金)のゆうりくん

エイプリルフールです。
YouTube に 「うそだよーん」的な動画があがっていて、それを完全に真に受けてしまう ゆうりくん。
「今日は なんかいろいろすごいんだけど!」と目をまんまるにして興奮するので、
「エイプリルフールとは何か?」を説明するはめに。
とはいえ、"Among Us" などのゲームでは 1日限りの 特別スキンが出たりするので、たのしんだみたい。

この ゆうりしんぶん のネタに「ゆうりくん、何かおもしろいウソを考えて」とオファーしましたが
「マインクラフトに新しいモブ、"犬" が追加されました」という、非常に面白くないもののみ。チーン。

スイミングスクールでは クロールを練習中。
先生が息継ぎのしかたを しきりに説明するんだけど、そのせいで腕のかきが不自然になってる子 多数。
腕のかき の動きがまずあって、その動きにあわせて息継ぎするんだぜ?
ゆうりくんは、バタ足がなかなか上手で、息継ぎしても足が沈まない。みんなの人気者。いじられキャラ。


2022年4月2日(土)のゆうりくん

HISの鉄道ツアー
「SL大樹HIS限定イベント とちぎで学ぶ遊ぶ食べる日帰り旅」
に参加してきました。

浅草駅 ⇒ 大谷石の採石場見学&ピザ焼き体験
⇒ 日光ストロベリーパークでいちご狩り
⇒ SL大樹 乗車(鬼怒川温泉~下今市)
⇒ 下今市駅でSL大樹の転車と窯替え見学 ⇒ 浅草駅

大谷石の採石場でも、下今市駅でも、大人が一生懸命 子供たちに
仕事の誇りを説明してくれて、ありがたかったです。

♬ "You Were in My Dreams Last Night"  by  Babygirl


2022年4月3日(日)のゆうりくん

mama point(→2022年3月号参照) を一生懸命にためたので、3月のうちにクレーンゲーム権をゲットしてました。
4月になったら、マインクラフトの新作のクッションやら人形やらが出ると YouTube で情報を仕入れていたので、4月を待ってクレーンゲームに挑んだのですが、新作が出るのは4月下旬で まだみたい。
また mama pointをためて、新作は 来月あたりに再挑戦することにします。

今回は マインクラフトの子牛をターゲットにして挑戦しました。
取りやすい位置に置いて、なんならアドバイスまでくれる、「とらせてくれるゲームコーナー」でやってるんですが、さすがに素人がやると一発では取れません。少しずつ動かして、一進一退。

おとうさんが「クレーンゲームやるくらいなら、金払って買え」という否定的な態度なので、失敗するたびに困った顔でおとうさんを見ます。
(ママが応援して、バランスを取ってくれます)
でもまぁ、「重心を考える」「作戦をちゃんと考える」「めげずにやる」が功を奏して、ちゃんとゲットできました。

ゆうりくんがえらいのは、人形をちゃんと大切にしてかわいがるところ。
ママとの大切な思い出だから なんでしょうね。
ただし、ネーミングセンスは Baaaad!
今回の子の名前は、「ごうしくん」に決定。


2022年4月4日(月)のゆうりくん

春休みも残り2日。
ママがゆうりくんに 1日 間違えて伝えていたものだから、今日春休みが 急遽 1日短縮。なんてこったー。

今日はお勉強をしました。
国語と算数は2年生のおさらいでしたが、国語はなかなか難しい問題ばかりで 苦戦していました。
社会という教科は 3年生からなので、予習なのかな。難しかったようですが、なんとか全問正解してました。
Eテレで「高校 数学Ⅰ」を観て、算数が得意なゆうりくんも さすがに「???」になってました。
勉学の厳しさを再認識です。


2022年4月5日(火)のゆうりくん

春休み最終日です。晴れてます。
でも、おとうさんが オンラインミーティングを入れてしまっているものだから、一緒におでかけできません。
今日も、算数と国語のドリルをやって、そのあと YouTubeを観て、YouTubeを観て、YouTubeを観ました。

今日は初めて、ひとりで習い事に通いました。プロタゴスクールです。
パソコン操作に慣れると、ゆうりくんのできることは また大きく拡がるんじゃないか と思います。

「春休み最後の夕ご飯は何がいい?」と聞いたら、「カップヌードル・シーフード味」とのこと。(´Д⊂
… ムムム、 …いいでしょう。せめてトマトサラダをつけさせてくれ。


2022年4月6日(水)のゆうりくん

始業式。3年生になりました。
クラスは3年2組。「いっしょのクラスであってほしい」と願ったお友達は、みな別のクラスでした。

 おとうさん: 担任の先生の名前は?
 ゆうりくん: え?・・・・
 おとうさん: あたらしい担任の先生は、なんていう名前?
 ゆうりくん: ・・・・
 おとうさん: ちょ、わかんないの?
 ゆうりくん: 紙に書いてない?
 おとうさん: ・・・ 藤井先生だって。男の先生だね?
 ゆうりくん: うん。
 おとうさん: どう?好き?
 ゆうりくん: うん。
 おとうさん: 間野目先生(1・2年生の担任)と どっちが好き?
 ゆうりくん: えー? (「そういうこと聞く?」という目)
 おとうさん: くらべちゃだめか。藤井先生のこと、まだよく知らないしね。若い?おじさん?
 ゆうりくん: ふつう。
 おとうさん: ふつうとは?
 ゆうりくん: (両手を開いて)こっち(右手)が若くて、こっち(左手)がおじさん。このへん(真ん中) 。
 おとうさん: 「お兄さん」と「おじさん」の真ん中?
 ゆうりくん: 真ん中よりちょっと若い。
 おとうさん: 声おおきい?ちいさい?
 ゆうりくん: ・・・ちいさい。
 おとうさん: 声ちいさいの?
 ゆうりくん: ううん、うるさくはない(という意味)。やさしい。
 おとうさん: 日に焼けてる?白い?
 ゆうりくん: えー?(「なにその質問」という顔)
 おとうさん: 太ってる?やせてる?
 ゆうりくん: (両手を開いて)こっち(右手)がやせてて、こっち(左手)が太ってる。このへん 。
 おとうさん: すこしやせてるのか。おい、中肉中背、特徴なしかよ。
 ゆうりくん: 4年2組の先生だった人だよ。
 おとうさん: わかるかー!知らんもん、去年の4年生の先生なんて、知らんもん。

まったく手がかりなしの会話終了。答え合わせは4月12日の保護者会で。


以上で、4月号はおしまいです。
ゆうりくんとの会話がインタビューにならず、思っていた春休み特大号には程遠い内容になってしまいました。
ゆうりくんが 言葉に出してはっきりと言えるのは、ゲームのことだけ。
本当に思っていることは、言わないのか、言葉にできないのか。とにかく、これが8歳11か月のゆうりくんのリアル。


おとうさんのコラム

2022年3月24日の糸井さんの言葉

だれかがやってきたなにかが成功したとか、
軌道に乗ったとか、勝ったとか、
とてもうまくいったと知ったき、ぼくは思う。
「めげずにやっていたもんなぁ」と。

成功の直前までは、まだ成功してないわけだから、
他人事として見たら「どうなるかわからない」だったり、
「うまくいってないみたいよ」だったり、
「ダメなんじゃないかなぁ」だったりするものなのだ。
ずっと前、井上陽水さんが
「だれも、ぼくが歌手になれると思ってなかった」と、
ニヤリと笑っていた。
大谷翔平選手の投手と打者の二刀流にしても、
王貞治さんの一本足打法にしても、人は懐疑的に見ていた。
企業で言えば、「ユーチューブ」でも「アマゾン」でも、
「アイフォン」でも「グーグル」でも「テスラ」でも、
それが「うまくいく」までの道は、
「ダメそうだね??」という疑いの泥沼を
くぐり抜けていたのではなかったか。

うまく行かない要素をあげるのは、わりと簡単なのだ。
ぼくも知ったかぶりして懐疑的に見てたことを憶えている。
生まれたときから神童で、そのまま天才として育って、
だれが見てもなにをやってもうまく行くように思われてて、
しかもほんとにうまくいったのでした...
なんて人や組織が、現実にどこかにあるとは、どうにも考えにくい。
たいていのものごとは「めげたくなる理由」に足を取られ、
つまずき転びながら進んでいくものだし、
そこであきらめることが安心の道である場合も多い。

しかし、実際に成功した数々のケースを考えてみたとき、
「いちばんめげなかったのが本人」なんだよなと思うのだ。
道を逸れていると気づいたとき、方向を修正するとか、
ちっとも芽が出ないときなにかを試してみるとか、
いずれ役立ちそうな踏石をどこかに置いておくとか、
ありとあらゆることを考えて、やり続けてきたから、
きっと「なんとかやれた」のだ。
「めげない」こそが、なによりの条件なのだと思う。

事の大小はあるけれど、どんな利口そうな「正解」より、
ほんとうに大事なのは「めげない」なんだよな。
そしてなにより大事な「めげない」方法とは、
おそらく「本人=当事者」であることなんだね。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
「本人」のことば、「本人」の希望、「本人」の生き方を...。 

2022年3月29日の糸井さんの言葉

なにかつくるとき、「いちばんいいやつをつくってやろう」
という気持ちになるのは、わるいことじゃない。
「なにがいちばんいいのだろう」と考えるだけでも、
つくり手のなかで、なにかが変わると思うのだ。
気負ったあまりに失敗することも含めて、
いちばん高いところに上ろうとするのは大事なことだし、
同時に、それはとてもおもしろいことでもある。
「よーし!」とわくわくする気持ちを持つのは、
いい意味で人を本気にさせるし、成長させてもくれる。

それはそれとしてのことだが、
「いちばんいい」を望まれていない場では、
「いちばんいい」ことなどは、おまけみたいなものだ。
結果的にそれで「いちばんいい」のだったら、
「おお、そうか」とか感じればいいし、
それ以上のことでもないし、よくあることだ。
そして、「いちばんいい」を望まれてない場というのは、
確実に、あちこちにたくさんある。

わかりやすい例で、苦笑しながら言うのだけれど、
同窓会みたいなところで、「いま、どうしてる?」
とみんなであれこれおしゃべりしているような場面。
だれも、「いちばんいい」あんたの自慢なんか
聞きたいとは思ってないんだぞ、ということだ。

さらにさらに、「いちばんいい」どころか、
「正解」さえも望まれてない場面だって山ほどある。
ひとつのお菓子をみんなで食べているとして。
「いちばんいい」感想を言ったか言わないか、
そんなのまったくどうでもいいことだろう。
さらに、このお菓子についてどう答えたら正解か?
なんてことは、まったく要らないのだ。
デザートについてとても詳しい人が
「とてもおいしい」と言ったとしても、
食べた人が「そうかなぁ?」と思うならそれでいい。
どっちが正解ということじゃないはずだ。

いま、毎週「ほぼ日の道場」というのをやっててね。
これが、とてもいいなぁと思うのは、みんなが、
「いちばんいい」をまったく意識してないということだ。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
 いろんな考えや思いを、そこにいて共有できるだけでもいい。 


Tommy's Back!

アメフト史上 最も華々しい活躍を続けてきたトム・ブレイディが、2月1日に引退を表明しました。
3月号で そのことにふれようかと思ったけど、やめておきました。
そのブレイディが 3月13日に引退を撤回して、2022年もフィールドに立つことになりました。

このことについて、書こうとしたら、非常に長くなってしまいます。(実際、長くなったので、全部消しました)
結論だけ書くと、「もしも2022年シーズンが散々な結果になっても、それでいい。ブレイディには最後 がんばってほしい。」です。

2018年に 彼の試合を観るためにデトロイトまで行った時、私はブレイディの引退を覚悟してました。41歳でしたからね。
現役で投げている姿をどうしてもみたくて、「もう最後の年かもしれない」と思ったから、観に行きました。
あの頃、「ブレイディは最強の選手のまま引退してほしい」と思ってました。負ける姿を見たくなかったです。

だけど、今は 「いっぱい負けてもいい」と思い始めています。2022年シーズンがボロッボロな結果でもいい。
そんなブレイディの限界の姿を見ないで、ブレイディの終わりを受け入れることのほうが難しいんですよね。
とか 何とか言って、たくさん勝ってくれたら、それはそれでうれしいんだけど。
結果がどうあっても、もう1年 ブレイディの試合が観られることに、感謝でいっぱいです。

どんなに頑張って走っても、得意だったはずの1500m走でゆうりくんに負ける。そんな日が待ち遠しいです。
その日が来るまで、ゆうりくんと走るときには、ちゃんと全力で走ろうと思います。


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