ゆうりしんぶん 2021年 6月号


6月は好き?

おとうさんは、1年の中で6月が一番好きかなぁ。

ゆうりくんは、"ギラギラの夏" が好き。(おとうさんも好き)
ということは、8月が一番好きなのかな? 意外でしょ?
ママの分析では、
「8月が好きというより、夏祭りが好きなんでしょ」
ということらしいです。

6月は、もう肌寒く感じる日はなくなって、かといって暑すぎず。
サイコーだと思うんですけどね。
(コロナ前から)会社が完全フレックスになって、
出社時刻も退社時刻も自由になったので、
晴れた気持ちのよい日には、昼前に退社したこともあります。

ゆうりくんは、「6月?雨がいっぱい降るよ?」という反応。
そうか、梅雨があることを知りましたか。
いやいや、案外 降らないものですよ。
晴れた気持ちのいい日、きっといっぱいあるよ。


2021年5月の うごく、ゆうりくん 

ゴールデンウィークは、ゆうりくんの誕生日のお祝い旅行をしたかったですが、今年は都内です。
浅草と入谷のゆうりくんが好きそうなインテリアのホテルに泊まりました。
空気のよどまない屋外で、からだを動かして過ごせた5月でした。

5月28日・29日は小学校の運動会でした。
ゆうりくんは、がんばったかなー?

♬ "Friends"  by PROM


うごかないほう


ママのお誕生日 お祝いプロジェクト

5月25日はママのお誕生日でした。

学校から帰ってきてすぐに、おとうさんと会議です。
ゆうりくんは「ホールケーキが食べたいな」と思っているのですが、食べきれないんですよね。
ゆうりくんも そのことは気になってました。
そこで大きいケーキじゃないかわりに、美味しい大好きなケーキを食べることにします。
ママが好きなのは… アップルパイ。アップルパイって ケーキ? ケーキじゃないかも?
ま いいよね、ママが好きなやつがいいもんね。ママが好きなアップルパイのお店が吉祥寺にあるから買いに行こう。
でも… ゆうりくんは アップルパイが食べたいわけじゃなくて、チョコレートのケーキが食べたいんだよね。
ママのお誕生日だから、ママには ゆうりくんが好きなケーキじゃなくて、ママが好きなケーキを食べてもらおう。
だから、アップルパイ。
だけど、ゆうりくんも美味しくケーキを食べているところを ママにみてほしいよね。
だから、ママとおとうさんはアップルパイで、ゆうりくんは別のお店でいいから、チョコレートケーキを買おう。
ゆうりくんには、ケーキを食べる前に「Happy Birthday to You!」のうたをお願いしますよ。

続いて、プレゼントの会議。急がないと時間がないぞ。
「ゆうりくんが ママを喜ばせるとしたら、何かなぁ?」
何かを買ってプレゼントをするのは 何だか違うし、急にお手伝いするっていうのもねぇ、違うかも?
『おかげさまで大きくなりました。がんばってますよ、ボク!』っていうのが一番喜んでもらえるかなぁ。
…といえば、あっ! このあとすぐに運動会があるね。
保育園のときは "THE 棒立ち" なことが多かったゆうりくんが、思いっきり走ったり踊ったりするのをママが観たら、きっと感激するよね。じゃあ、運動会の招待状でもつくろうか?
というわけで、つくりました! 運動会招待チケット。なかなかいい出来です。

ママは ゆうりくんに「Happy Birthday to You!」を歌ってもらって、運動会招待チケットをもらって、とてもうれしそう。


運動会

昨年は運動会は開かれなかったのですが、今年は開催されました。
もちろん、いつもどおりにはできないので、開催方法を工夫しています。
保護者の参観は2日目の5月29日(土)で、学年ごとに子供も保護者も入れ替えて競技をします。
保護者の入れ替えも、入場口と退場口を別にすることで、スムーズ。
「正直、今後も入れ替え制がいいね」なんて声も。
学校の万全の計画と開催する勇気に感謝ですね。

子供たちだけの運動会は5月28日(金)。
29日にやるのと同じ演舞を、全学年で見せ合ったようです。
お兄ちゃん・お姉ちゃんたちの さすがの演舞を見るのも、いい勉強だね。

50m走では、(まさかの)ぶっちぎり 1位。
からだが小さいのに、よく頑張って走りました。

演舞「うらじゃ」は、安定の… その… 1拍遅れるやつ。
ちょっと気配を薄めるやつです。でもがんばった!
気配が薄いので "うごく、ゆうりくん" で「どこ?」ってなったら、
「なぜかマスクしている子」をさがしてください。
これでも、ゆうりくんにとっては、かなりノリノリなんです。
たのしかったみたい。


今月の給食

今月も ありがたく 給食をいただきました。

大ヒットメニュー 1位 枝豆ゆかりごはん
大ヒットメニュー 2位 わかめごはん

… 偏りすぎで、もう 苦笑しか出てこない。
「今日の夜ごはん何がいい?」の問いに「ごはんと(みそ)しる」とこたえる、やる気を奪う天才児。
いいですよ、簡単ですからね。ゆかり と しそわかめ を買ってきて、「今日はどっちがいい?」と聞く今日この頃です。

他のヒットは、「鶏ごぼうピラフ」「ミネストローネ」「竹輪の磯部揚げ」「チップスサラダ」「しょうゆラーメン」。
逆に『きつかった (>_<) 』のは 「黒酢の酢豚」「ゆずこしょうのスープがけごはん」「ししゃものごま焼き」。
最近は、給食の牛乳「わたぼく」を美味しく感じはじめたみたい。 そうなの? それは大ニュース!


漢字テストと向き合う

60点の漢字テストを持って帰ってきました。『再テスト行き』です。
ゆうりくんにとって、文字は図形。
放っておくと雑に書くけど、おとうさんが見張っているときの字はなかなか上手です。
書き順はメチャクチャだけど、「線が一本足りない/多い」とか、「部分が入れ替わっちゃってる」というようなミスはほとんどしません。図形として結構完璧に記憶しています。
でも、習った字をすぐに忘れてしまいます。漢字に対する興味がすごく薄いんですよね。
その字にはどういう意味があって、どういう単語の中で使われるか、というのは非常にニガテな分野です。
「"いま"って漢字を書いて」と要求すると、「言ま」と書いちゃう。
「漢字には意味がある」というのはよくわからないけど、「漢字には音がある」というのはスッと理解できる。
きっと英語のほうが向いてます。

さて、漢字の再テストに向けて、特訓です。

「漢字の意味」「へん と つくり」「音読み と 訓読み」みたいなことは、まったく興味がありません。
そこに興味を持ってくれたなら、漢字は一気にラクになるはずだけど、ゆうりくんはそこにまったく興味がない。
ゆうりくんにとって興味があるのは、文字のデザイン。
「曜」は「ヨヨ」、「通」は「マ」、「今」は「ラ」、「色」は「ク」、「活」は「シチロ」。
そんな覚え方/思い出し方、おとうさんにとっては邪道なんだけど、ゆうりくんの引き出しはそうなってます。

特訓の甲斐あって、再テストの結果は100点でした。
うれしかったのは、ゆうりくんがテストの結果が出るのを待ち遠しくしていたこと。
準備をすればテストは簡単で、自信があると テストは結構たのしいものである、ということがわかったみたい。

そうして、次の漢字テストの予告があって、いざ漢字を書かせてみると、これまた散々。ひどすぎる。
「おまえ、学校で先生のおはなし、聞いてるのかよ?いったい何やってんだ。」と罵った後、リアクションを間違えたことに気づいて、冗談にすると、ゆうりくんも、「じゃあ、特訓やりますか」という感じ。
ゆうりくんにまったく響かない漢字ウンチクをひけらかして 全部スルーされながら、30分ぐらい特訓すると、漢字が書けるようになります。
一夜漬けの超短期記憶になっちゃってないか心配で、前回のテストの漢字を書かせてみたら、ちゃんと覚えてました。

ゆうりくんの引き出しの構造を理解して、それに合わせた方法で しっかり時間をかけるのが 今は一番効果的。
漢字テストみたいな わかりやすい結果を積み重ねて、少しづつ自信と興味を引き出していくしかないですね。
今後 違う構造の引き出しも持てるようになるのか、わからず、不安は残りますが、様子見をして待つしかないかなー。


MUSIC

今月の うごく、ゆうりくん の楽曲は PROMさんの"Friends" です。
実は、ご時世的にあんまり明るくないので、Sleepy Gonzalesさんのメロウな曲 "Motorbike" で内定していました。
だけど、ゆうりくんが元気にがんばってくれたものだから、明るいほうに変更。
PROMは Spotifyの今月のリスナーがまだ4000人あまり、Sleepy Gonzales は6500人あまりの、これからのグループ。
でも、僕にとっては どストライク。いい球投げるぜ!Spotify。

さてさて、今月のもうひとつのピックアップアーティストは、CHAI。
2020年4月にSpotifyが連れてきてくれて知ったグループですが、名古屋出身の日本人女性のバンドです。
果敢にアメリカに出て行って 音楽活動中で、NPR Music Tiny Desk Concert にも出演済みです。
その時の出来としては、「んー…」というものでしたけど、まぁ とにかく自己肯定感が強い。
「あたしらが トップ取ったら、"かわいい" の定義が変わる!」とシアトルのKEXPのインタビューにこたえてます。

Spotify Recommend Radio May.2021

『うごく、ゆうりくん』 プレイリスト


おとうさんのコラム

東京オリンピックはやるのか、やらないのか。どっちでしょうね。
IOC委員の発言や日本政府・東京都の態度に対して、テレビではコメンテーターたちが盛んに批判をしています。
でも、「やめだやめだ!オリンピックやめよ!」というのは、言うだけで簡単すぎるので、『やるとしたらどうやる?』というブレストというか、大喜利をしたほうがいいよね、と思っています。
テレビって、おもしろいことをやるのが仕事ですからね。
芸人さんに真面目なコメントをさせるんじゃなくて、ふざけ半分でアイデアを出させたほうが面白いはすです。

IOCが「オリンピックの延期はダメ。やるか、中止か。」というのであれば、しかたなく中止するとして、もう少しあとでコロナがおさまったあたりで、「オリンピック」という大会名を使わずに、競技ごとに「東京で大会やりますか?」と相談すればいいんじゃないかな、と思っています。
せっかくつくった選手村とか、国立競技場は、IOCのモノではなく、日本のモノですから、使ったほうがいいですよね。

競技会のかたちでなくても、オリンピックに出るはずだった選手を コロナがおさまったあとに日本に呼んで、日本全国ツアーをやれたら素敵です。
オリンピックの良いところは、「一生懸命練習したら、こんなにすごいことができちゃう!」というところですよね。
競技会ができなかったとしても、「すごい選手のことをみんなが知る、賞賛する」というのはできると思います。

たとえば、直線100メートルの道路にプロジェクションマッピングで、100m走の選手が走る映像を実物大でそのままの速さで表示できたら、きっとおもしろいよな、と思います。男子、女子、ハードル、パラ、そして、水泳に、投擲種目も。
「おいおい、まじかよ!」というものすごい速さ、ものすごいパワーなはずです。
一緒に走ってボロ負けする動画をSNSにあげる人がいっぱいでて盛り上がるかも?
 同じように、三段跳び、走り高跳び、棒高跳びとかも、それがどんなにすごいことなのか、表現する仕組みを考える。
体操は、フィニッシュの着地後だけ素人がやってガッツポーズとってね、選手の競技映像とつなげちゃってさ、さも「ボクがやりました」みたいな動画をつくれたら、おもしろいよなぁ。 
オリンピック級の選手のすごさを、おもしろく体験できる仕組みをつくって、お金をとって、東京都と選手で半分こ。
そういうことを考えればいいのになー。


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