ゆうりしんぶん 2021年 5月号

うごかないほう

祝！8歳 パワーアップ大作戦インタビュー

ちち：お誕生日、おめでとうございます！8歳になった今日のゆうりくんは、7歳のゆうりくんと どこが違うんですか？どこがパワーアップしましたか？
ゆうりくん：えーっとね、えーとね。マイクラの建築。
ちち：ん？マイクラの建築が上手になってるの？前から上手だよね。8歳になって、どんなのつくれるようになったの？
ゆうりくん：ツリーハウス。
ちち：あ、ツリーハウス！とうとう、ツリーハウスをつくるんですか？
ゆうりくん：うん。
ちち：じゃあ、今度、建ててよ、ツリーハウス。たのしみ。
ゆうりくん：うん、わかった。
ちち：ほかにもパワーアップしたって聞いたよ。8歳のゆうりくんは 何がすごくなってんの？
ゆうりくん：えー？（ちちの無茶ぶりに困惑）
ちち：ゆうりくんは 8歳のうちに、どれくらい身長が伸びるの？
ゆうりくん：155センチ。
ちち：伸びすぎだろ。そうだなぁ、130センチぐらいになれるといいね。8歳になった ゆうりくんは さんすうは何ができるようになるの？
ゆうりくん：スリザリオ（Slither.ioというゲーム）で 1位になる。
ちち：それ、さんすうじゃないじゃん。（苦笑）
ゆうりくん：スリザリオは さんすうだよ。（得点が）数字だもん。
ちち：学校でスリザリオやらないでしょ。先生が「はい、今日のさんすうはスリザリオです」って 言わないでしょ。
ゆうりくん：言わないけど、頭の中で考えてる。
ちち：ダメでしょ。先生のお話、ちゃんと聞いて。たぶん 8歳のゆうりくんは、掛け算がスラスラできるようになるんだと思うよ。
ゆうりくん：うん、はやく計算できる。
ちち：そうか、もっと計算がはやくなるんだね、すごいね。こくごは？ 8歳のゆうりくんのこくごは、どうすごいの？ 
ゆうりくん：字。
ちち：字？ 字とは？
ゆうりくん：うまくかけるようになる。
ちち：8歳のゆうりくんは、お手本みたいにきれいな字がかけるのか、いいね。漢字は？いっぱい書けるようになる？
ゆうりくん：なんない。（キッパリ）
ちち：え、なんない？
ゆうりくん：なんない。
ちち：（苦笑）なろうよ。ま いいや、漢字はあんまり期待しちゃダメね。図工とか体育とか音楽は？
ゆうりくん：音楽はね、頭の中で音楽を出せる。
ちち：それは、ゆうりくんがあたらしい曲を考えられるってこと？
ゆうりくん：うん。
ちち：おお、作曲か、へぇー。（あんまり信じてない感じの「へぇー」）

ちち：ゆうりくん、ママのところに行って「8歳のボクに期待することは何ですか？」って聞いてきて。
ゆうりくん：ママ、8歳のボクに期待することは何ですか？
ママ：本をたくさん読むことです。
ゆうりくん：はい、わかりました。（あまりにも軽すぎる「わかりました」）
ちち：なんだって？
ゆうりくん：「本をたくさん読む」だって。
ちち：それできんの？無理だったら ほかのにしてもらったら？
ゆうりくん：できるよ。本を読むよ。
ちち：そうだね、長いお話も読めるようになってきたもんね。じゃあ、おとうさんにも聞いてよ、「8歳のボクに期待することは何ですか？」って。
ゆうりくん：8歳のボクに期待することは何ですか？（イヤイヤ聞いている）
ちち：そうだなぁ。学校とかでは ちゃんと大きな声で話してほしい。
ゆうりくん：マインクラフトでエンチャントできるようになってほしい？
ちち：そんなこと、ぜんぜん言ってない。自分の考えを ちゃんと大きな声で話してほしいです。
ゆうりくん：それはできないかも。（正直）
ちち：がんばってみてよ。もういっこいいかな？ いろんな味の新しい食べ物を食べてほしい。
ゆうりくん：給食では がんばって食べてるよ。
ちち：そうでしょ？給食は がんばってるよね。家でもいろんな料理食べてほしいんだよ。 
ゆうりくん：うん…　食べてるけどね。
ちち：もうちょっとがんばって。それから、学校の先生からは、「お話をちゃんと聞きましょう」って言われてるよ。
ゆうりくん：うん…　わかった。（要求が多すぎて、アップアップ、ギブアップ）
ちち：期待してます、がんばろうね。

最後は「8歳にならなきゃよかった」というくらいの 要求に押しつぶされそうな ゆうりくんでした。がんばれー。

お誕生日のお祝い

誕生日プレゼントはゲームソフトの「世界のアソビ大全51」です。ずっと前から決めていました。
51というのが、「51コのあそび」というだけでなくて、ゆうりくんの誕生日の「5月1日」を表していると うれしそうに話してくれました。
さっそく、コネクトフォーで おとうさんをうち負かしました。強えぇ！

仙川POSTO

テニス、やってみました。

仙川POSTOの運営者のひとり、富池さんは緑ヶ丘団地で日曜日に子供テニス教室を開いています。
これが ほどよく しょぼくて、ほどよく ゆるくて、だけど ほどよく 本気で、いいんですよね。
「しょぼい」というと悪口になっちゃうけど、ちゃんとしたテニスコートが近くにあるのに それは使わず、団地内の空き地に簡易ネットをたてて、段ボールのマーカーを地面においてコートに見立てて練習しています。
それは「テニスごっこ」で、（減点法ではない）加点法のたのしみ方で、とても素敵です。
https://rtomiike.wixsite.com/mysite

「ねぇ ゆうりくん、テニスやってみようよ」と口説いて、テニス教室に一緒に行きました。
ゆうりくんの学童は スポーツクラブ "Tipness" の中にあって、隣の部屋はスカッシュコートです。
スカッシュを見て 「これ、おもしろそうだな」とゆうりくんが感じているのは知っていたので、口説くのは簡単でした。
だけど、いざテニス教室に行ってみると、知らない子供たちがゆうりくんよりも前から習っていて、練習に参加してみると、難しくて うまくできないことに ゆうりくんはすぐに気づいてしまいました。
できないことが恥ずかしくて、練習に参加しようとしなかったり、先生の説明を聞いていなかったりします。

そうか、できないことが恥ずかしいのなら、平日に練習してうまくなっちゃおう。
一番安いラケットを買って ゆうりくんを誘うと、おとうさんと二人きりなら、結構たのしそうに練習します。
だけど、日曜日のテニス教室に行くと、恥ずかしくなって、からだが動かなくなっちゃう。んー、こまったね。

でも、気持ちわかる。だって おとうさんがそうだったもの。
幼稚園のとき、お弁当を食べるのがすごく遅くて、みんなが昼休みに園庭でたのしく遊んでいる間、ずっとお弁当を食べていました。昼休みに遊具で遊んでいなかったので、からだの上手な動かし方がわからない。そのことに、幼稚園生のときに気づいて以来、運動の苦手意識がしみついてしまっています。小学校にあがってからも、昼休みが憂鬱でした。

スポーツ万能である必要はまったくないので、「テニスならやったことがあるよ」と言えるようになるといいな、と思うんですけどね。苦手意識を重ね塗りしてしまわないように 気をつけながら、見守ってみます。

仙川POSTOで 保育園のお友達と宿題やったよ。

おとうさんは、月に ほんの数日だけ会社に出勤して、それ以外の日は家にいます。
ゆうりくんが小学校から3時に帰ってくると、おとうさんとゆうりくんの2人の時間が続きます。
2人きりって、しんどい。おとうさんにとっても、ゆうりくんにとっても、しんどい。
力の差は歴然としてあるし、ダメなものはダメなので、おとうさんはすぐにマウントをとってしまいがち。
マウントをとらないように距離をおくと、ほったらかしになってしまうし、ほったらかしにしないで 優しくすると、だいぶ甘やかしてしまうし、それ まじでしんどい。
もっと外でからだをうごかして遊んでほしいですしね。

でも、それって、どの親も感じている悩みでは？
ママから 保育園のお友達のママ友に連絡をとってもらうと、やっぱり！
どの子も「小学校のお友達よりも 保育園のお友達と遊びたい」と思っているし、「保育園のお友達となら お外で元気に遊びたい」と思ってます。

仙川POSTOに保育園のおともだちみんなが集まって、一緒に宿題をしました。
全員別々の小学校だけど、宿題はだいたいおんなじ。「おんなじだね！」とか、「もうそこまで進んでるの？うちのクラスはまだここやってるのに」とか、見せ合いっこしながら宿題をしました。
そのあと、遊具が新しくなった駅前公園に移動して、みんなであそびました。

今後も 木曜日に保育園のお友達みんなで 一緒に 仙川POSTOで宿題やって、そのあと遊ぶ ができるといいな、と考えています。相手をする人数は多くなるけど、ゆうりくんとマンツーマンでいるよりは、子供どうしで遊んでくれるから 気分がラク。
ママたちにはゆっくりおしゃべりしてもらったり、お買い物に行ってもらったりしながら、鬼ごっこのオニ役を引き受けます。

ここ数か月、「何かしたい」と考え続けています。
坂中先生が担任だった小学4年生の すごく幸せだった あの1年間は再現できるのか？  ぜひ再現したいです。
お手本は、尾崎えり子さん。（https://www.facebook.com/eriko.ozaki.9）
尾崎さんは、「考えている」のではなく、「ほんとうにやっている」人。
私には 理想のイメージはあっても、それに近づくための筋肉と運動神経がまだ全然ありません。頭でっかち。
テニス教室におじけづいちゃう ゆうりくんとおんなじ。
うまくできなくて 恥ずかしくても やってみないと、できるようにならないですよね。
難しい大きいことをやる前に、ゆうりくんとテニスをたのしくできるか、仙川POSTOで保育園のお友達とたのしい時間を過ごせるか、やれそうなことから ちょっとがんばってみて、すこしづつ筋力をあげていきたいです。

MUSIC

今月の うごく、ゆうりくん の楽曲は Olivia Wendelさんの"John Cusack" です。
Spotify が ”Release Radar” で Olivia Wendelさんを紹介してくれましたが、Spotifyで楽曲配信をはじめたばかりのニューヨーク（出身はマサチューセッツ）のシンガーソングライターさんで、4月のリスナーはまだ2350人。
2350人に作品が届くのは素晴らしいことですけど、Spotifyにおいては その人数は すごく少ない数字です。
だけど、そんな彼女の作品をちゃんと私に届けてくれるのが、Spotifyのすごいところ。はい、受け取りましたよ。
ありがとう、Spotify。あなたたちのおかげで、どんなに人生が華やぐことか。

神サイトみつけちゃった！『INDIE NATIVE』

日本語でインディーズミュージックの情報発信をしている "INDIE NATIVE" を大発見！
Spotifyが "Release Radar" で届けてくれるアーティストたちの情報が このサイトにいっぱい載ってます。
すごい、すごいよ、INDIE NATIVE！　出資したい。
https://www.indienative.com/

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